今までのgTLD(一般トップレベルドメイン)は22種類だけでしたが、2008年のICANNの理事会において、TLDに関する導入ルールが自由化され、 新たなルールの下で2012年に申請受付が開始されました。
一般名称や地域名も申請可能になったため、「.tokyo」をはじめ「.zone」「.technology」等に象徴されるように、gTLDだけで特別な意味を持たせる事が可能になりました。
gTLDは1998年以前には「.com」をはじめ8種類であしたが、2000年の第一拡大フェーズで7種類追加、2004年の第二拡大フェーズで7種類追加され、その時点で22種類でした。
その後のルール変更等で第3TLD拡大フェーズでは一般名称が可能になり、「意味を持ったドメインとしての可能性」が大きく広がる事となりました。
《 重要な独自ドメインでの展開 》
domain HPを持っている場合は当然として、これからサイトを開設する場合においても、独自ドメインは必須です。
当たり前に商品が売れて、利益がしっかり出ている会社で独自ドメインを持っていない例を散見するが、たとえそうであっても独自ドメインは必須です。
個人でさえも自前のドメインを取得する時代、会社で独自ドメインを持つことは今や当たり前となっています。 独自ドメインを持たない事が「信頼性に欠ける」とも言われるようになっている位、独自ドメインを持つ必要性は非常に高いのです。
gTLDに一般名称が加えられ、今後のブランディングは、「まずドメインから」という考え方が間違いなく主流になってきます。
新gTLDによりドメイン価値が急上昇
今まで日本は、ドメインの価値を正しく評価しない時代が長く続いていましたが、今回の新gTLDの幕開きにより様相は一変しました。
10月24日から「.rich」が年間使用料22万5千円で売り出され業界の注目を浴びましたが、この「.rich」が象徴するように、ドメインを価値あるものとして、ブランディングの基点に置く時代が、ついにやってきたのです。
現在では、ドメイン名はブランド名と同じくらい重要な役割を果たす時代になってきた。 人を引き付けるような、シンプルで短い(そして利用可能な)ドメイン名が理想です。
《 ドメインには会社名と同じ重要度がある。 》
しっかりした管理は当然であるが、期限切れを起こしたり、他社に同様なドメインを取得されたり、あるいは似たドメインで公序良俗に反するサイトが開設されたりなど、ブランディングにおけるリスクヘッジは重要です。
ドメイン管理における問題点をしっかりと見極めて支障のないようにしておく必要があります。
《 ブランディングに耐え得るドメイン 》
ブランディングに耐え得るドメインを取得してサイトを開設する事により、中小零細企業と言えどもインターネット上では大企業と同等に、全く遜色なく戦うことが出来ます。
ウェブサイトは世界中に発信出来る広報・販促・営業ツールであり、企業にとって重要なブランディングツールです。
いかに有効なインパクトのあるドメインを使うのかなどのドメイン戦略を十分に練り、期限切れや、取得を他社に先んじられる事など無いようにリスク管理をしっかりと行うべきです。
新gTLDは、トップレベルドメインそのものに意味があります。テクノロジー、フォト、ホリデイ、スクール等々、多くの意味のあるドメインが使えるようになりました。
2020,zoneはその一例。zoneは範囲という意味以外に、一流アスリートが良く使う「超集中状態」の意味があり、2020が持っている「洞察力を持つ」といいう意味とを組み合わせたドメインとして取得し、新gTLDの解説サイトとしたものです。